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■ディレイチェイス 新世界樹の迷宮2でファフニールが習得できるスキル。 次のターン、自身の属性攻撃に合わせて同じ属性を乗せた斬攻撃で追撃する。 変身後の属性ウェイブと合わせて使うと、結構きれいに倒せたりする。 ディレイ→変身→ウェイブ→リコールのコンボは結構強い。これにリンクオーダー乗れば更に強くなる。 和名(という名の漢字のみの表記)だと「遅延追撃」みたいな読み方になるか?でも遅延には思えない不思議 雑魚戦でディレイ→ウェイブをすると追撃がバン、バン、バン!と入って気持ちいい。 変身まえにはぜひこれを使用しておこう ウェイブなど複数の敵に攻撃できるスキルを着火に使えば、ディレイチェイスも複数の敵に発動する 双連 フォースブレイク下のディレイテェイスはロマンに近い。威力が威力なのでディレイテェイスが力負けしそうだが。 起動符にもちゃんと追撃する。触手処理でお世話になりました ただ"変身前の準備スキル"には他にも有用なものが多いので悩みどころではある ディレイチェイス→〇〇チェイスは成立したっけ? ↑ディレイチェイスからの属性チェイスはちゃんと成立する。ちなみに流光の追刃もOK。ただし当然ディレイチェイスは複数対象に対して同時に発動はするが同一対象に複数回は発動しないので注意 ディレイチャージと紛らわしい 雷撃(火炎)や大○嵐の術式の伝説モアと合わせると雑魚掃除&TP補給が1枠で解決して便利。しかし射程の都合で後列から後列に撃つと追撃が発生しない点に注意。 はさみカブトが5体出てくるクエストでファイアウェイブしたら全部まとめてディレイチェイスでトドメ刺せてめっちゃ気持ちよかった これを準備したプリが次のターンにリンクオーダーしても反応するのかな セイバーや姫様以外にリンク着火できるこれ+リンクII ↑誤爆すまない、ファーと姫様以外に属性役いるならこれからのリンクIIなら全体に攻撃してやれる ヒールの方にも言えるが電車に乗っていると列車遅延情報の所にDelayって良く出てきてこれを思い出してしまう 同レベルのセイバーより一回り強いのでセイバーを押さえてこれを強化するとSP節約になる。変身&ブレイドリコールまでつなげるとさらに吉。SPやTPに余裕が出来たら無論セイバー自体のレベルを上げるに越したことはないが… コメント
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初登場 29巻266話 年齢 59歳 所属 一影九拳 誕生日 7月30日 異名 拳を秘めたブラフマン 身長 193cm 使用武術 カラリパヤット 体重 115kg 武術タイプ 静 趣味 アーユルベーダ 武術理念 殺人拳 好きな物 マトンカレー、パランタ エンブレム 無 嫌いな物 カニクイザル 弟子 イーサン・スタンレイ 将来の夢 ヨーガの境地を極め悟りを開く 武術位階 特A級の達人級 【概要】 "闇"の一影九拳が一人。 「源流」を意味する「無」の九拳。 武術の源と言われるインド武術・カラリパヤット(カラリパヤトゥ)の達人。 非情を重視する冷酷な一面を持つが、ヒンドゥー教の指導者でもあり、一影九拳の中では穏健派。 シルクァッド・ジュナザードと親交がある稀有な存在。 梁山泊や本郷 晶がジュナザードの行方を必死に捜索しても、ティダード王国にいるという事実しかわからなかったのに対し、セロだけはジュナザードの正確な所在地を知っていた。 また、ジュナザードの死を議題とする一影九拳会議では、彼の意志を代弁し本望であったと推測しており、ジュナザードの思想を深く理解していた事がうかがえる。 櫛灘 美雲とも親交があるとされており、美雲からは一目置かれているが、セロの方は彼女の弟子育成方針やその思想に内心疑問を抱いている。 ちなみに公式ガイドブックでは美雲との親交に年齢が近い事が理由に挙げられているが、90歳を超える美雲に対しセロはまだ59歳と実年齢は決して近いとは言えない。 とはいえ九拳の中では飛び抜けて高齢なジュナザードと美雲を除けばセロは最年長のメンバーである為、あくまでも「比較的近い」と言った所だろう。 最終的には彼女を「ばあさん」と罵った上で袂を分かっており、セロとしてはあまり相性の良い相手ではなかった様である。 【戦闘力】 カラリパヤットによる源流の利を活かした戦闘を得意とし、中でも人間の恐怖を細胞レベルで揺さぶる奇声「恐怖のマントラ」を得意としている。 美雲やジュナザードから一目置かれているものの、初戦闘となった逆鬼との戦いでは恐怖のマントラが搭乗していたヘリのパイロットにまで影響してしまうという事情から全力が出せず、久遠の落日では梁山泊の活路を見出だすための囮役に徹しており、その実力を見せつける機会には恵まれなかった。 【本編】 ~「DオブD」~(26巻) 初めてその名が登場したのはDオブDにおけるイーサンと田中 勤の会話の中。 セロは大会プロデューサーを務める笑う鋼拳の要請により、弟子のイーサン・スタンレイをDオブDに参加させていた。 そんな中、家族の仇である拳聖・緒方 一神斎を探していた勤から師の名を尋ねられたイーサンは「セロ・・・」と答えかけるが、その先は姉・レイチェルによって遮られた。 そしてYOMIのリーダー・叶 翔の死後に行われた一影九拳会議にて、シルエットのみではあるが初めてその姿を現した。 セロは弟子の突然の死に怒る本郷 晶に対し、非情なる拳こそが"闇"の資質であるとし、翔にはそれが足りなかったと語るのだった。 ~「千影への教育」~(36巻) 新島 春男の策略によって兼一との戦いをすっぽかした千影は自らの行いを悔い、衝動的に自傷行為に走る。 それを止め、「武術の業(カルマ)は武術で返す」よう諭したのがセロだった。 千影はこれ以降セロを「カルマンさん」と呼び、精神的な重要局面における道標として度々思い出すことになる。 ~「レイチェルを巡る戦い」~(38巻) 笑う鋼拳・ディエゴの失脚によりイーサンの姉・レイチェルは不利な立場に立たされていた。 そんな中、"闇"最悪の達人、シルクァッド・ジュナザードが所属の浮いたレイチェルを新たな弟子にしようと画策していた。 その時セロは偶然にも美雲から史上最強の弟子の討伐の権利を明け渡されており、それを承諾したセロはイーサンに兼一の討伐を命じる。 兼一を倒す事ができればカラリパヤットは"闇"において優れた弟子育成能力を示す事になり、ジュナザードから穏便にレイチェルを救い出すことが出来る手筈となっていた。 イーサンが兼一との決闘に敗北したころ、梁山泊の秋雨、逆鬼、剣星がとある"闇"の施設を急襲していた。 セロはジュナザードと共にその"闇"の施設にいたのである。 データを始末し、ヘリに乗り込むセロとジュナザードだったが、そこへ逆鬼が一人で乗り込んできた。 殺人拳の誇りを重んじるセロはジュナザードに手出しせぬよう告げて逆鬼との死合いに臨んだが、ヘリのパイロットが恐怖のマントラで錯乱してしまうという事情もあって全力を出しきれず劣勢を強いられる。 ジュナザードが痺れを切らし、レイチェルから離れ逆鬼に飛びかかった瞬間、逆鬼はジュナザードをうまく回避してレイチェルを救い出し、ヘリから逃げ去ったのだった。 しかし、結果的にこの一件によってジュナザードはレイチェルから逆鬼へと興味を移し、セロはうまくレイチェルを保護することができたのである。 ~「ティダード王国の戦い」~(48巻) ジュナザードの暴走を知ったレイチェルはジュナザードに関する情報を"闇"で収集していた。 その大きな情報源となったのがセロだった。セロはジュナザードと親交がある稀有な存在だったのだ。 その後、ジュナザードの死によって開かれた一影九拳会議に出席。 ジュナザードをよく知るセロは、ジュナザードが本望であったと語り、本郷に酌量を求める一影の意見に賛同した。 ~「久遠の落日」~(558話) 八煌断罪刃と組み、梁山泊と対決するセロ。 当初はかつて戦った逆鬼と相まみえその後も次々と対戦相手を変えながら戦い続ける。 しかし、美雲の弟子・千影の反乱を皮切りにイーサンからも一時的に活人拳の側につくという連絡が入る。 作戦に疑問を持つイーサンにセロは同意する。それでもまだセロは"闇"側として戦い続けていたのだが、美雲がしぐれを人質に戦いを決着させようとする姿を見て、セロの美雲に対する怒りは頂点に達した。 美雲に強烈な攻撃を仕掛けると、セロは殺人拳の誇りを見失わぬ為に、遂に梁山泊の側に着くことを決めたのだった。 『美雲と決別するセロ』 梁山泊と共闘し形成が逆転したが、追い詰められた美雲、緒方、八煌断罪刃は全力で梁山泊を迎撃する。 依然、人数の劣る梁山泊側は再び劣勢となり、セロは静動轟一を使用した緒方に圧倒される。 しかし、アーガードの助けによってかろうじて危機を脱する事が出来た。 ~「エピローグ」~ インドに戻ったセロは、イーサンと共に修行を再開している。 【技】 真言秘儀(マントラ・タントラム) 断末魔(マルマッチェーダ)のダンス ドウルガーの断マルマ 【戦闘録】 38巻・350話 逆鬼 至緒 中断 59~60巻・558~569話 梁山泊(一影九拳 八煌断罪刃と共闘) 中断 60~61巻・569~578話 緒方一神斎 櫛灘 美雲&八煌断罪刃(梁山泊と共闘) 勝利 コメント 名前 コメント 昨日 - 今日 - 合計 -
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このページは草稿の段階です。加筆訂正をお願いします。 はじめに サモンフィールドは、ターン制カードバトルRPGである。 ゲームのクリアとする段階が各々異なる上に、攻略の手順は千差万別である。 以て一般的であろうと思われることを初心者が取り組みやすいと思われる順に沿って記そうと思う。 基本方針 ゲームの攻略の段階はおおよそ次の通りと思われる。 マップ攻略中 全マップ制覇 全stage制覇 全クエスト制覇 図鑑完成 諸々のカンスト 以下ではまず全stage制覇までを記述し、それ以降は項目を分けて記述することにする。 全stage制覇までの留意点 クエストは難度が高い場合が多く、あとに回すとよい。 何をやるにせよ召喚・合成可能なモンスターが多いほうが良いので、進められるだけマップは進めたほうがよい。 各マップを制覇(達成率100%)すると、賞品としてユニット枠が1つ獲得できる。ユニット枠は研究を円滑に進めていくために必要になるので、系統図や研究用アイテムが手に入った後はすべてのマップをまんべんなく進めていくよりも、各マップを集中的に攻略していったほうがよい。 また、練習場以外の各マップを制覇すると、そのマップのサバイバル戦が解放される。練習場のサバイバル戦は全stageを制覇することで解放される。
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ディレイチェック(でぃれいちぇっく) 概要 リバースに登場したチェック系の装飾品。 鈍足を無効化する効果がある。 後の作品だと同じ効果のスロウチェックが登場してしまい、出られなかった。 登場作品 + 目次 リバース 関連リンク関連品 ネタ リバース 装飾品の一種。 鈍足を無効化し、防具に地属性を付与(地属性を半減し、風属性を消す)。 サニイタウン等、多くの装飾屋で1500ガルドで買える他、カレーズで拾える。 分類 装飾品 備考 - 効果 鈍足を無効化防具に地属性を付与 買値 1500 売値 300 入手方法 店 サニイタウン・装飾屋アニカマル・装飾屋バビログラード・装飾屋バルカ・装飾屋ラジルダ・装飾屋ピピスタ・装飾屋キョグエン・装飾屋ノルゼン・装飾屋ベルサス・装飾屋モクラド村・装飾屋 拾 カレーズ ▲ 関連リンク 関連品 スロウチェック ネタ 名前は「遅延を阻む」という意味。 ▲
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何かをガードさせた JBをガードさせたあと ★★5D 隙間1F直ガで4F。暴れやバクステに強い。 ★★2A 5A 直ガされても連ガ下段。バクステ入力にも刺さる ★★・6A 中段。上記を意識させてから使う。昇竜、暴れ、バクステなんでも困る。 ★・4B ディレイ下段。隙間3F。中段で立つ人に。昇竜、直ガ暴れ、バクステ困る。 ★・JB JCすかし 2A すかし下段選択肢。 隙間4~7Fくらい。昇竜、バクステに困る。 すかし 投げ すかし 6A ※相手バリガ時はJCすかしの価値が上がる ★・JB>うしろjc低ダJ4B表 JBがガードされたときにさらにJ4Bを被せる。 JBをガードさせたあと(鳥使用時)。 ★★2A 5A 隙間1F直ガで4F。暴れに強い バクステはたまに狩れる ★・6A 中段。上記を意識させてから使う。昇竜、暴れ、バクステなんでも困る。 ★5D 隙間8F暴れに弱いがバクステに強い。 ★・JB JCすかし 2A すかし下段選択肢。 隙間4~7Fくらい。昇竜、バクステに困る。 JB JCすかし 投げ すかし 6A ★・JB>うしろjc低ダJ4B表 JBをガードさせたあと(相手空中) ★★5B>JB>うしろjc低ダJ4B表 ヒット確認時はJAからコンボに ★★5A>5A>5A>5D 暴れつぶし 下段→5A>5A>着地に2A>2A 投げ→5A>5A>2Aスカ>投げ 中段→5A>5A>5A>6A バリガ強要→5A>6B 鳥をガードさせたあと(相手空中) ★★うしろjc低ダJ4B表 ★A鳥ノーキャンセルJA(A鳥なら空中通常ガードで+3) JAをガードさせたあと(相手空中) ★JA*1~3>JBうしろjc低ダJ4B表 6Aをガードさせたあと ★★5D 隙間1F直ガで4F。暴れやバクステに強い。 ★★2B 2A 直ガされても連ガ下段。バクステ入力にも刺さる ★★昇りJB J4B ★J4B(J4A) ★・4B ディレイ下段。隙間3F。中段で立つ人に。昇竜、直ガ暴れ、バクステ困る。 5Aをガードさせたあと ★★2A 5A 直ガで2F空く。暴れや上いれっぱに強い 暴れを潰すにはディレイをかける。 バクステはたまに狩れる ★★昇りJB J4B(屈ガにあたる★タオカカ、★ラムダ、★ミュー、★★ジン、★★ラグナ、★★アラクネ、★★カルル、★★★バング、★★★ハクメン、★★★テイガー)バングはゲージ使わないとぬけれない、 ★・5D 隙間8F暴れに弱いがバクステに強い。 上いれっぱですかるキャラがいる。 ★・6A 中段。上記を意識させてから使う。昇竜、暴れ、バクステなんでも困る。 ★J4B(J4A) 垂直ジャンプ様子見 hj>二段j>JD 2Aをガードさせたあと ★★2A 5A 直ガで2F空く。暴れや上いれっぱに強い バクステはたまに狩れる 暴れを潰すにはディレイをかける。 ★★5A ★6A 中段。上記を意識させてから使う。昇竜、暴れ、バクステなんでも困る。 暴れを潰すにはディレイをかける。 2Bをガードさせたあと ★★2A 5A 連ガ下段 4B,5B,6B,5Dをガードさせたあと ★★・垂直ジャンプ様子見 ★・J4B(J4A) ★・昇りJB J4B hj>二段j>JD 昇り空中投げ様子見(空中ダッシュ空投げ) BPQ 5B,6B,5Cを空中バリガされたあと ★・昇りJB J4B ★・昇りJA*1~3>JBうしろjc低ダJ4B表 2Cガードされてrcしたとき ガード確認が早い→遅い ★5D/★2A/★5A ★★J4B 割とどのタイミングでもいい感じ 6Cガードされてrcしたとき ★・JA 連ガ中段 ★・着地最速5A 隙間4F。暴れ潰し。 2Drc2Drc2D 先端だと飛びづらいけど、どうだろう 2Cノーマルヒット後 最速5A 安定して逃げられる→ハクメン後JB、ラムダ後JB、テイガー後JB、μ後JC 状況悪い→カルルNJ2C、レイチェルNJB、 →N5A(ノエル、ジン、ラグナ、ハザマ、バング、ツバキ) →NJA(アラクネ、ライチ、タオカカ) JB 5D対策 ・直ガされてとばれてもガードさせられる。 ・バリガ 最終段直ガバクステ(ノエル、テイガー、タオカカ、レイチェル、アラクネ、ライチ、カルル、ラムダ) 5A 5D対策 ・通常ガードでも飛べるこいつらには使わない(ラグナ、バング、ハクメン、ツバキ、ハザマ,ラムダ、ライチ、タオカカ) ・ラグナ、ハクメン、ラムダ、タオカカは5A立ちくらいで少し離れてても飛べなくなる。 ・離れれば通常ガードで飛べるカルルノエル ジン レイチェル、アラクネ テイガー離れてても飛べない。 →レイチェル、アラクネ、テイガーは離れてても飛べないと考えてよし →・5A立ちくらいだともう少し飛びづらくなるよ。 ・7F以内の暴れで勝てるよ。 【CS1の情報なので変更の可能性おおいにあり】
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結果から言おう。 姉上は強い。 だがこのゲーム上で動く参加者達はその大半が力を制限されている。 その一例が武器と能力の没収だ。 没収されたそれらはランダムに支給されて、後は持ち前の知恵や腕っ節で何とかしていくしかない。 しかし姉上は――――蒼龍一号機エヴァは自分の武器を自分で引き当てた。 それは詰まり、このゲームにおける最大のハンデを完全に無視できる事に繋がる。 「あ……ぐっ」 自分が床に叩きつけられ、剣の切っ先を突きつけられている理由はまだある。 自分の知っている『彼女』はのらりくらりとしていて、その場をノリだけで生きているかのような適当な人だった。 少なくとも当時はそういう立場じゃなかった筈なのに何時の間にかツッコミ担当になっていたのだからきっとそうなのだろう。 しかし目の前にいるこの人は、 (強いし、冷たい……!) 鍛錬を怠ったつもりは無い。 騎士として守る物を見失わない為に。 そして暴走しがちな自分を押さえ込むという意味でも鍛錬には取り組んできた。 心も、身体も鍛え上げてきたつもりだった。 しかしそれでも覆らないのは、 (圧倒的な、力の差……!) その事実を確認したと同時、レイチェルは歯を噛み締めた。 死への恐怖から逃げるためじゃない。 何も出来ずに負ける自分への腹立たしさと、姉の『暴』に呆気なく屈してしまう事への怒り。 それを向けただけだ。 ○ 「レイチェル」 妹に呼びかける。 しかし当の本人はボロボロで、まともに立ち上がれそうにはなかった。 だが死んではいない。 「そのままでいいから聞きなさい。――――何故武器を使わないのです?」 「!!!!!!!!!!!!」 その言葉を聞いたその瞬間。 レイチェルの身体がびくり、と震えた。 まるで何かに怯えるようにして顔色が青くなる。 「そ、それは……まともな武器を引き当てれなかったからで――――」 「嘘ですね。それでも何かしらの抵抗をする事は出来るはずです」 センライによる説明は当然エヴァとレイチェルの姉妹も聞いていた。 各個人が持っている能力は何かしらの道具に付加される。 故に武器を引き当てることが出来なくても『使える』能力を手に入れることが出来るのを知っている。 「ですが、何故素手で立ち向かったのです?」 「それは……使い方を知らないからで」 それも嘘。 本当は『触れた』瞬間に使い方には気付いている。 だけどもしソレを使ってしまったら。 (それだけは、絶対に駄目だ!) 心の中で首をぶんぶんと横に振る。 しかも今の姉上に『アレ』の存在を知られたら、 (きっともっと酷いことになる! それだけは――――!) 騎士として最も許されるべきではない行為。 それは『やっちゃいけない事をやること』なのだと思う。 暴走する自分が言えたことではないが、姉上は明らかにそれを無視しようとしていた。 もしそんな奴が『アレ』を使ってしまえば、 (皆、死んじゃうよ……) 参加名簿に目を通す余裕は無かった。 しかしエヴァがこの場にいると言う事はエリシャ達他の姉妹や、アステリアのような知人も巻き込まれている可能性は十分に考えられた。 例えエヴァがどう扱うつもりでも、それをコントロールするのは自分だ。 少しでも『中てられたら』直ぐに暴走してしまう自分が、よりにもよって『アレ』を引き当ててしまった。 見境の無い殺戮が始まろうとしている。 それ故に、判断は迫られる。 その殺戮を本能の赴くままに行うか。 この場で姉上を倒すか。 (もし、私がここで負けたら……!) その場合の事は安易に想像できる。 否、既にその想像は現実の一歩手前にまで迫ってきている。 何故ならエヴァがこちらに装備を聞いてきているから。 支給品は必ず参加者に一つは渡される。 それ故に誤魔化すことはできない。 「何を黙ってるんですか、レイチェル?」 だが其処まで考えた直後。 自分の足に強烈な熱と痛みが走った。 「あ、――――?」 「まだ私のお仕置きは終わってないんですよ?」 痛みの発生源は見たら直ぐに判る。 エヴァが剣を振るい、自分の足を刻んだから。 リメイカーを殺した時のように深く切り裂かれた訳ではないが、それでも血が出るのは剣を突き刺された以上は必然な訳で。 自分の血は流れ出てくるって事はつまり、今まで以上に『衝撃』が襲い掛かってくる訳で。 「い、嫌だ……止めろよ姉上! 止めろよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「どうしてです?」 平然とした顔で問われる。 本当にわからない、と言った顔で、だ。 「私のお仕置きはまだ終わってないと言った筈ですよ? 聞き分けの無い悪い妹はちゃんと教育しないと」 良くも悪くもエヴァは純粋に『姉』だった。 だからこそこの状況でレイチェルをどうすれば追い詰めることが出来るのかを熟知している。 肉体的にではなく、精神的にだが。 (駄目だ! 駄目だよ姉上! それ以上やられたら、やられちゃったら本当に中てられる!) 姉上を、コロシチャウヨ―――― その瞬間。 レイチェルの中で何かが弾けた。 「……い」 「?」 俯いた状態のまま、レイチェルが呟く。 だが上手く聞き取れない。 しかしエヴァのそんな疑問視に無理矢理答えるかのようにして、レイチェルは吼えた。 「こおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい! たいてえええええええええええええええええええええええい!!」 「なっ――――!?」 咆哮が轟いた後に聞こえてきたのは信じられない単語だった。 大帝。 参加者に支給されるにしては余りにも大きすぎる『巨大ロボ』の名前を、天に向かって呼んだのである。 「は、ははははははは!!」 自分の血に中てられたレイチェルが狂ったように笑い出す。 そしてその笑い声に受け答えするかのようにして、『ソイツ』は何も無かった筈の外に突然現れた。 ○ 「たい、てい――――!」 最初の脱落者、リレッドがゲームを無茶苦茶にしようとして呼び出そうとした巨大兵器。 彼女は頭が良い事はエヴァも知っている。 それ故に、彼女が呼び出そうとしたこのロボも(直接戦ったことが無いが)相当な破壊力を持っているであろうことは簡単に予想できた。 「潰れちまえよ、姉上」 「!」 その対処法を考えるよりも前に、目の前に倒れている妹が冷徹な言葉を投げかけてきた。 普段の彼女の暴走状態を一言で例えると『熱(ヒート)』。 しかし自分の血に中てられ、既に心身ともに満身創痍状態の彼女はとてもクールだった。 「レイチェル……自分の血に中てられ、おかしくなりましたか?」 大帝の拳がエヴァ目掛けて振り下ろされる。 展望台と言う場所に居る以上、この足場を破壊されたらその場でゲーム終了になるであろう事くらい目に見えている。 それならあの拳を受け止めるしかない。 そう判断すると彼女は剣を十字に構え、ガードの姿勢を取る。 その直後、 「――――っぐ!」 全身に未だ嘗て感じたことの無い凄まじい圧力が圧し掛かってきた。 その一撃を受けた瞬間、龍輝と龍詩の刃に亀裂が走る。 剣を持っていた腕から身体に目掛けて、何者も逆らうことの出来ない『力』が襲い掛かってくる。 「レイチェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエル!!」 この先、自分が『どうなるか』はエヴァには直ぐに理解できた。 だからその場に居る妹に伝えておく。 今更考え方や主張を変えるつもりは無い。 恐らく、今のレイチェルに自分の考えを理解しろといったら直ぐには無理だろう。 それが出来るくらいならこんな事にはなってない。 お仕置きなんてする必要も無かった。 それならせめて、蒼龍騎士団としての最大の役目を彼女には担って貰おう。 きっと自分とレイチェルがすれ違いつつも、『コレ』だけは同じ願いだと思うから。 ――――何時までもダダを捏ねないで、ちゃんと主の下に帰るんですよ? ○ 「う……ん?」 朝日が顔を覗かせつつある時刻。 夜風の肌寒さを感じたレイチェルは目を覚ました。 どうやら自分は気絶していたらしい。 (え? 何で寝てたんだ……?) それに、周囲を軽く見回してみるとあるのは瓦礫の山ばかり。 際ほどまで展望台に居たはずなのに、なんでこんなコンクリートの上で寝てるのだろう? (……いたっ!?) 取りあえず起き上がろうとしたら、背中にずきり、と痛みが走った。 どうやら思いっきり地面に叩きつけられたらしく、暫くマトモに走れそうにも無い。 それに足も何か刃物で刻まれたような痕が残っている。 其処から流れ出る血に『中てられそう』になりながらも、レイチェルは状況把握に努めていた。 「…………あ」 そこで思い出す。 ついさっきまでこの瓦礫の山となる前の展望台の上で何があったのかを。 自分が『姉上』に何をしたのかを。 「あね、うえ――――?」 しかしその後の事は覚えていない。 大帝の拳が展望台を砕いて、足場を無くした自分がそのまま大地に叩きつけられたのまでは理解できた。 でも姉上は? 大帝の拳を真正面から受け止めようとした姉上はどうなった? 「あ――――」 だが見た。 見つけてしまった。 「あ、ああああああああああああ……」 瀧上の双龍。 エヴァの引き当てた、彼女自身の武器。 しかし自分の真正面に転がっているソレには柄しかなくて、 「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 その柄には手首とその先しかついていなかった。 他の肉体は何処にもない。 エヴァの形成するべき他の部分は、何処にもなかった。 全部、押し潰されてしまった。 「あ、ああ……あああああああああ」 レイチェルの頭の中が沸騰する。 目の前に転がる姉の『成れの果て』の姿を見て中てられつつありながらも、胸の奥からこみ上げて来るどうしようもない何かは留まることを知らずに流れ出てくる。 「あねうええええええええええええええええええええええ!!」 それ以上は言葉に出来なかった。 どうしてあんなことしたんだよ、と恨み言を叫ぶことは出来ない。 ごめんなさい、と謝ることもできない。 言うべき対象はもう何処にも居ない。 何を言おうにも、届かない。 ただ、虚無の中に取り残されてしまうだけ。 【エヴァ@T.C UnionRiver 死亡】 【展望台跡 レイチェル@T.C UnionRiver】 [状態]:全身打撲、足に切り傷、精神的に錯乱状態(大) [装備]:大帝@リレッド(だれかや!) [道具]:展望台が破壊された際失う(自分の道具を使って名簿等を確認するのは不可能) [思考・状況] 基本:本能を抑えつつ、ゲームには乗りたくない 1、半ば不可抗力でエヴァを失い、混乱 2、身体のダメージは深く、激しい運動は制限される 3、他の姉妹と合流したいが、合わせる顔が無い 4、殺戮衝動を抑えきる自信を失う (備考) 大帝は普段は消えていて、レイチェルが呼び出すと何処からとも無く出現する。 レイチェルの意識がなくなると大帝は消えるので、ずっとその場で出続けているわけではない。 殺戮衝動が起きていると彼女の本能と比例するようにして暴れまわるが、コントロールしている張本人であるレイチェルに危害が加えられることはほぼ無い。 Back 情報収集、そして合流へ Next 哀しみの向こうへと辿り着けるのなら
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私が把握している限りの全てのバトルカード情報を書きます。 バトルカードの仕組みをしっかり理解してどのバトルカードを強化するかを決めていきましょう! ちなみにバトルカードの効率の良い強化方法はこちらにまとめてありますので参考にしてみてください。 ■ 人気No1バトルカード ユーザーの人気(評価)が高いセットカードとオプションカードを紹介します。 ○セットカード セットカードの1番人気は「大好物セット」です。 セット効果は「クリティカル発動時、攻撃力が5秒間17.8%」と火力をかなり底上げしてくれます。 また、カード自身もスキルLv.を10にすると攻撃力を5%も上げてくれる強カードです♪ ○オプションカード オプションカードはクールタイムを下げてくれる「悪くない平和」「戦略的後退」の2強状態です。 スキルLv.10の状態は以下の効果が付きます 悪くない平和:「防御力3.5%アップ」「スキルクールタイム1.9秒減」 戦略的後退:「HP3.5%アップ」「スキルクールタイム1.9秒減」 この2枚を装備すると最大クールタイムを3.8秒も減らしてくれるため、アクティブスキルを連発することが可能になります。 バトルカードのセレクトチケットを使う時に持っていないなら是非交換したいカードの1枚です。 ■ 同じバトルカードを装備しても効果は1つしか発動しない さてここからは覚えておくべきバトルカードの知識について説明していきます。 まず重要なのが「同じバトルカードはスキル効果が重複しない」です。 実際に持っている人は試してもらえればよいのですが「悪くない平和」を2枚装備した状態でプレイしてもクールタイムは1.9秒しか減りません。 クールタイムを3.8秒短縮したい場合は「悪くない平和」と「戦略的後退」を1枚ずつ装備する必要があります。 これはクールタイムだけではなくすべてのバトルカードで同じです。 例をお見せします。 まずは何も装備していない状態です。 そこに「ルガール、最期の微笑」を1枚、2枚と装備した状態です。 1枚目を装着した時点では764増えますが2枚目を装着した時点では644しか増えません。 スキル効果が重複するのであれば2枚目も764以上の戦闘力上昇があるはずです。 より詳細に攻撃力の数値を見ていきます。 「ルガール、最期の微笑」は攻撃力が731あり、スキル効果に攻撃力3.5%アップがあります。 キングの攻撃力4403の状態で1枚装備すると以下のように計算できます。 (4403 + 731) * 1.035 = 5313.69 // 1枚装備した画像の5315にほぼ近くなります // 少しずれるのは端数の計算方式等の問題 この状態で2枚目をつけると (4403 + 731 + 731) * 1.035 = 6070.275 // 2枚装備した画像の6073にほぼ近くなります 上記計算で導きだせるようにスキル効果の「攻撃力3.5%」は1度しか適用されていないことがわかります。 本来であれば以下のような計算式になるはずです。 (4403 + 731 + 731) * 1.035 * 1.035 = 6282.734625 セットのバトルカードでも同じ挙動になります。 ちなみに・・・ 適用スキルには2つ表示されるのに同じバトルカードでは効果が重複しないは私個人の見解としては不具合だと思っています。将来的には修正され同じバトルカードを使うことができるようになると思っています。 ※あくまでも私個人の見解 ■ バトルカード組み合わせのコツ バトルカードの組み合わせを考える前にバトルカードの効果の計算式を理解する必要があります。 いろいろなバトルカードのセットの順番を入れ替えたりしても最終的な戦闘力は同じになります。 これはまずバトルカード自身のステータスが反映され、その後乗算が反映されるからです。 例: (素攻撃力 + バトルカード1の攻撃力 + バトルカード2の攻撃力・・・ ) * バトルカード1効果の攻撃力倍率アップ * バトルカード2効果の攻撃力倍率アップ・・・ 乗算は上がった数値に対してさらに発動するため同じ効果のバトルカードを組み合わせる方がステータスを底上げすることができます。 HPアップ、防御アップ、攻撃アップなどをバラバラ組み合わせるよりはファイターの長所を伸ばす形のバトルカードを装備させてあげると良いでしょう。 ■ ファイターのステータスが高いほど戦闘力が増える バトルカードの効果はステータスに対して乗算系が多いです。 当然のことですがレベルが高いファイター(ステータスが高い)程効果が大きくなります。 以下レベル33とレベル60の庵にルガールのカードを装備させた例です。 レベル33の庵にルガールのカードを装備させると669戦闘力が増えますが、 レベル60の庵にルガールのカードを装備させると717戦闘力が増えます。 レベルが高いほどバトルカードの恩恵もでかくなります。 プラスカプセルなどでステータスが追加された分に対してもバトルカードの効果が反映されます。 ■ セット効果は戦闘力に反映されるのか? 「大好物セット」等のセット効果が戦闘力に反映されるのか? 気になった方いるかもしれません。 結論から言いますと「セット効果は戦闘力に反映されない」となります。 やはりステータスアップではなく特定の条件の時に効果を発動する系は戦闘力に反映されないようです。 以下の方法で確認しました。 セットを1枚装備した状態です。戦闘力が835増えています。 セットを2枚装備した状態です。戦闘力が1715増えています。 1枚の時と比較すると2枚目で880増えています。これは基礎ステータスが増えてから乗算が発動するために2枚目の効果の方がでかくなるためです。 ちなみに比率で表すと880/835で約1.05倍増加します。 セットを3枚装した状態です。戦闘力が2639増えています。 2枚目の時と比較すると3枚目で924増えています。 これはも比率で表すと924/880で1.05倍となり、戦闘力の上昇率が同じなのがわかります。 もしセット効果が戦闘力に上乗せされるのであれば戦闘力がもっと増えていないとおかしいため反映されていないことが裏付けれます。 ■ 現状考えられている最強のバトルカードの組み合わせ こちらが現在考えられる最強のバトルカードの組み合わせになります。 「専用スペシャルカード」「大好物セット」「悪くない平和」「戦略的後退」を組み合わせた形です。 「大好物セット」で火力をたかめ、クールタイム減少オプションカード2種でクールタイムを3.8秒短縮し、 アクティブスキルを連発できる夢のような組み合わせです。 ■ バトルカードでどこまで戦闘力はあげられる? 先ほど紹介した最強のバトルカードの組み合わせをレベル71の97不知火舞につけた状態で4928ほど戦闘力があがります。 クールタイム減少系は戦闘力に効果がないため、戦闘力を底上げしたいときには不向きです。 試しに片方を「ルガール、最期の微笑」に変えてみると5147まで増えます。 もう片方を現在開催されている「バトルカードクエスト お祭り騒ぎ」で手に入る「アテナ、反撃の始まり」に変更してみると5504まで増えます。 レベル71でこれだけ増えますので、レベル90の攻撃型ファイターに装備したら6000近く増えるのではないかと思います。 ※確認出来次第追記します ちなみに「アテナ、反撃の始まり」は戦闘力の伸び幅がとてもでかいので「バトルカードクエスト お祭り騒ぎ」でなるべくたくさん取得するのがおすすめです。 おそらくクリティカル率アップの戦闘力への反映が大きいのだと思います。 ■ 最後に 実は私自身大好物セットもクールタイム減少カードも保持していません。ツイッターで繋がっているフレンドの方達に画像を提供していただきました。 この場を借りてお礼申し上げますm__m _
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HOME/アンジェNOVELへ戻る 女王試験も中盤にさしかかったある真夜中、女王候補の一人レイチェルの部屋にはまだ明かりがともっていました。 「う~ん…なにがいけないんだろ…」 育成中の宇宙について調べている最中です。 というのも、最近惑星がなかなか出来ないのです。このままではもう一人の女王候補アンジェリークに追い越されてしまうかもしれません。そんな危惧がレイチェルの頭に思い浮かびます。 アンジェリークとはすっかり親友となり、彼女の秘められた実力も認めています。 彼女のために女王補佐官になる。 そういうストーリーを思い描いて悪くないかも…と思ったりもしていました。ですが、やっぱり天才少女と言われただけの自信というのも少なからずあります。 簡単には負けていられない。 大好きなアンジェのためにも全力を尽くすつもりです。 「あいつなら…わかるかな…」 そんなそぶりを見せたことはないけれど、彼女が宇宙研究において唯一認め、そして淡い恋心を抱いている彼のことを考えてしまうレイチェルでした。 素直に相談に行けば彼は研究院主任として女王候補の力になってくれることでしょう。でも彼の前ではつっぱってしまう、こと恋愛に関しては不器用なレイチェルなのです。 しかも相手が相手だけに、知り合ってから結構時間もたっているにもかかわらず全くといって進展しない二人で、周りだけがやきもきしている状態です。 そうこうしているうちに空も白んできました。 「やばっもう寝なきゃ…惑星のほうは明日ルーティスのところに行って聞いてみよう…」 そして翌朝… 寮の食堂で二人の女王候補が朝食を取っています。いつもはきりっとしているレイチェルが今朝はなんだかぼ~っとしています。 無理もありません。昨日はほとんど眠れなかったのです。 そんな様子を察してかアンジェリークが心配そうにたずねます。 「レイチェル…遅くまで勉強していたの?」 「え…ま、まあね…でもワタシは平気だよっ! なんてったって天才なんだから!」 「うん! そうだよね! …でも…あんまり無理しないでね…」 「心配してくれてありがとっアンジェ♪ だからアンジェって好きだよっ☆」 アンジェに対してはとっても素直になれるレイチェルです。 「えへっ…一緒にがんばろうね。レイチェルは今日何をするの?」 「うんルーティスに会いに行くつもりだよっ」 「わたしは学習をするつもり。」 女王候補の新しい1日が始まります……!! レイチェルが王立研究院にやってきました。同僚の研究員たちが温かく迎えます。 「やあ! レイチェル! 久しぶり。元気でやってるかい?」 「レイチェル! がんばっているみたいだね!」 王立研究院のメンバーが宇宙の女王候補に選ばれたのです。彼女は研究員たちの誇りでありあこがれです。 そして女王試験の協力者として選ばれた、主任であるエルンストももちろん彼らの誇りでありあこがれで、ひそかにこの二人の恋の行く末を応援しているものが少なくありません。 それは全く当人たちの知らないところではありましたが… 「やっほーみんな元気してた?」 レイチェルがみんなに明るく声をかけます。…そしてエルンストにも…。 「元気?」 「ええ。見てのとおりですよ。ようこそ王立研究院へ、レイチェル」 相も変わらずの事務的な対応。レイチェルは少し寂しく思います…。 「…ルーティスに会いたいんだけど?」 「…少し顔色が悪いようですが…? 今日のところは帰られたほうがいいかと…」 「ハートならちゃんとそろってるよっ!」 レイチェルの体調が悪いことを、他の研究員たちは気づかなかったことを、エルンストはちゃんと気づいていました。しかしレイチェルはその前に冷たくされていることで頭に血が上ってそんなことは全く気づきません。 「…そうですか。そこまで言われては私もとめる権限はありませんね。…ですがくれぐれも注意してくださいよ? 別宇宙にいくにはひどい体力の消耗を伴いますからね」 「わかってるってば。さあ、あけて」 「では…扉を開きますよ!」 レイチェルは扉の向こうの光の中へととけ込んでいきます… 「気をつけて…」 誰にも聞こえないくらいの小さな声でエルンストがつぶやきました。 「遅いですね…」 いつもなら戻ってくる時間をとっくに過ぎているのにレイチェルが帰ってきません。 ふとエルンストの脳裏に先ほどのレイチェルが思い浮かびます。そういえばレイチェルが土の曜日以外に新宇宙へ行くことは初めてです。 惑星が最近出来ていないのはルーティスの望みの予測が出来ないからなのか… いつもより顔色が悪かったのは深夜まで原因を追求していたから…? エルンストの思考がひとつの答えへとたどり着きます。 「まずい…!」 そう言うや否やエルンストは新宇宙へと続く扉へと向かっていました。 「主任!?」 研究員たちが慌てて呼び止めます。たとえ研究院主任といえど、よほどのことがない限り新宇宙へ行くことは許されてはいません。 「レイチェルを連れてきます。」 そうきっぱり言い放ったエルンストの真摯な表情から研究員たちはすぐさま事態を把握しました。やっぱり主任はレイチェルのことが…と一同は(勝手に)確信しました。 「「「はいっ。こちらの対処はお任せください!」」」 すっかり二人の応援団の研究員たちでした。 「レイチェル!! いたら返事してください!!」 ここは新宇宙。エルンストがレイチェルを探していますがなかなか見当たりません。 「レイチェル…」 言いようのない不安がエルンストを支配していきます。 もし彼女の身に何かあったら…わたしは…。 「ん…あれは?!」 目の前に光の霊が近づいてきます。 「もしやルーティスなのですか!? レイチェルの居場所を案内してくださると…!?」 返事も確かな実体もありませんが、もはや頼るものは何もなくすがる思いでついていくことにしました。 「レイチェル…今行きます…」 エルンストは光の霊の導きでレイチェルの元へとたどりつきました。体調が優れない上に、新宇宙へ向かった負担でしょうか、レイチェルは倒れ、起きることが出来ないようです。 「レイチェル…全く、無茶をするからですよ」 そう言いながらエルンストはレイチェルを抱き起こします。 「う~ん……!! エ、エルンスト!?」 「どうですか? 気分のほうは…」 「うん…迎えに来てくれたんだ…ありがと」 いつになく優しくいたわるように声をかけるエルンストに、やはりいつになく素直にこたえるレイチェルでした。 「さあ。帰りますよ」 そういってエルンストはレイチェルを軽々と抱き上げました。 「え?! ちょ、ちょっと??」 「少し我慢してください。こんな状態のあなたを歩いて帰らせるわけには行きませんからね」 こんなおいしいシチュエーションを正当化するためか、はたまた自分の気持ちを押さえるためか、まるで自分に言い聞かせるようにきっちりと理由付けるのはやはりエルンストらしいというところでしょうか… そんなところがレイチェルにはちょっぴり寂しいところでもあるのですが。 「……そうよね。女王候補だもんね」 「女王候補でなくても…いえ…なんでもありません」 すねるようにつぶやくレイチェルにエルンストはつい本音がこぼれそうになり、あわてて訂正しようとします。けれどレイチェルにはしっかり聞こえていました。 「エルンスト…」 ここなら誰も見ていないという安心感も手伝ってか、レイチェルはうれしさのあまりエルンストの首に両腕を絡めます。 「うわっ!?だ、抱きつかないでくださいっ」 これにはやはりうろたえまくるエルンストですが、レイチェルはお構い無しです。 「ありがと……ね……」 「………レイチェル??」 どうやらそのまま眠ってしまったようです。 研究院へ帰りつくころには、エルンストの腕の中がよほど心地いいのか、レイチェルはすっかり眠りこけていました。 「おかえりなさい。主任」 研究員たちがあたたかく迎え入れます。 「しっ…。よほど疲れているのでしょう…彼女が眠っていますから…」 「レイチェル…無理をして…」 みながレイチェルのことを心配しています。そして研究員の一人がいいました。 「ひとまず研究院の裏手の宿泊棟に連れて休ませてあげてはどうでしょう?」 「そうですね…きっと彼女のことだから事が公になるのは本意ではないでしょう。では、だれか…」 そういってエルンストは研究員たちを見まわします。 しかし… 「「「行ってらっしゃい主任!! こちらのことはお任せください!!」」」 エルンストが連れていって当然、というような反応しか返ってきません。さすがのチームワークです。こんなときくらいしか二人の仲が進展しそうもないことを皆わかっているのです。 「……わかりました。アンジェリークが来たら明日以降に来るように伝えておいてください」 「「「ごゆっくり~」」」 (なにが”ごゆっくり”なんだか…) 心の中で部下たちに悪態を吐くエルンストでありました。 そしてところ変わってエルンストの私室です。なにやら苦戦している模様のエルンストがいました。 「まったく…何故このような機能的でないものを履いているのか…」 どうやらレイチェルのロングブーツを脱がせるのに手間取っている様子です。 悪戦苦闘の末、ブーツを脱がし終えて、レイチェルをベッドに横たえます。ふと目をやると実に無邪気で幸せそうな寝顔です。 こうやって黙って眠っているところをみればやはり16歳の少女、か… いつもは彼女が天才であるがゆえについ対等に扱ってしまっているエルンストですが、今日ばっかりは彼女の弱さに気づかされます。こんなにも若いのに新宇宙の女王候補という重責を負っているのです。本人は認めたがらないでしょうが心労もあることでしょう。 「レイチェル…」 ちいさくそうつぶやくとエルンストはそっと彼女の頬に触れました。そして… レイチェルはずっと夢を見ていました。 それはとてもとても幸せな夢… 自分が眠れる森の美女でエルンストが王子様。大好きなエルンストにキスで起こしてもらうところで夢はおわってしまいました。 それは夢なのにひどく現実的で… 「ん…あ、エルンスト?」 これは夢のつづき…? 目を開けるとそこには至近距離でエルンストの顔がありました。 「ああっ、レイチェル!? 目がさめましたか…?」 慌ててレイチェルから離れ、ずれてもいない眼鏡を直し出すエルンストです。 「??…へんなエルンスト…」 けれど、なんだか悪い気はしませんでした。 そして、すっかり体調の回復したレイチェルは自室に戻ることにしました。 「ありがとエルンスト。もう大丈夫だから帰るね」 「ええ。では送っていきましょう」 宿泊棟を2人連れ添って出るところを見ている人がいたなんて全く気づいていないエルンストとレイチェルでした。 「女王候補とかつての同僚との密会か~!これはスクープやで~」 翌朝レイチェルが朝食の場に現れるとアンジェリークが血相を変えて駆け寄ってきました。 「レイチェル!! こんな所にいていいの!? 準備とか…あの…その…」 「はあ? どういうこと??」 サッパリ訳のわからないレイチェルですが、アンジェリークは続けます。 「わたしはなにがあってもレイチェルの味方だからね。レイチェルが決めたことだったら止めないよ…だから…」 話しながら悲しくなってきたのかアンジェリークはぽろぽろ涙をこぼします。 「ちょ、ちょっとどうしたんだよ?! わたしが何を決めたって??」 「昨日ね、庭園でみなさんがうわさしているのを聞いたの…」 えぐえぐ泣きながらも訳を話し始めます。 「レイチェルがエルンストさんといい仲で、駆け落ちするって…エルンストさんがレイチェルを抱きかかえて自分の部屋に連れ込んでったって…」 「はあ~~~???!!!」 どうやら昨日の出来事を複数のものが目撃して、その噂話を総合して尾ひれをつけた結果のようです。聖地にはめずらしい色恋沙汰のうわさ話はなかなか収まってくれず、レイチェルとエルンストは誤解を解くのに相当苦労したとか… ……そして後日談…… 「まったく…今回の件はお互い災難でしたね…」 ここは研究院の休憩所。レイチェルとエルンストがお茶を飲んでいます。もちろんほかの研究員は気を利かせて席を外しています。その周到な気の利かせようは、噂の発信源はあななたちでは?とエルンストに疑惑の念を抱かせてしまうほどです。 「まあね…でも悪くなかったかもね」 「え…?」 意外なレイチェルの返答にエルンストは聞き返します 「だって、こうやってエルンストとも自然に話せるようになったし、エルンストの恋人だったら…うれしい誤解…だよ…」 そういったかと思うと、レイチェルはソファから身を乗り出してテーブルのちょうど反対側に腰掛けているエルンストの唇に自分の唇を軽く触れ合わせました。 「なっ、なっ…!!??」 すっかりパニックのエルンストにレイチェルはウインクして平然とこたえます。 「ワタシのファーストキスを奪っておいてその態度はないんじゃない?」 「初めてだったとは…はっ…!!いや、その」 見事にレイチェルの誘導尋問に引っかかってしまったエルンストで… あのとき…レイチェルを自室で休ませているとき、レイチェルの寝顔を見つめているうちに愛しさのあまりついキスをしてしまったのでした。思えばこのとき初めてエルンストは自分がレイチェルのことを好きなことに気づいたのでありました。 しかし彼女は女王候補… このキスと自分の想いは心の中にしまっておこうと思っていたのですが… 「やっぱり、あれは夢なんかじゃなかったんだね…」 先ほどとはうって変わって真剣な面持ちでエルンストを見つめるレイチェルの表情はまさに恋する乙女そのものです。そんな彼女の表情をはじめてみたエルンストはなんだかどぎまぎしてしまいます。でも、どぎまぎしながらも彼女にこんな表情をさせられるのは自分だけだろうかと思うとうれしかったりもします。 「3回目は…エルンストから…して」 そう言ってそっと目を閉じるレイチェル。 「レイチェル…」 優しく、そして甘く、愛しい人の名をささやきながら、彼女の肩に手を置き、ゆっくりと顔を近づけていきます…。 「エルンスト、安定度の件で聞きたいことがあるんだが…」 突然ドアが開けられ、二人は硬直してしまいます。そのときの体勢はどう見てもキスをする寸前で、弁解の余地は全くありませんでした。 「あ…いや、その…邪魔をした」 そういって声の主ヴィクトールはくるりときびすを返し部屋から立ち去ろうとします。 「ま、待ってくださいっ…」 思わず呼び止めてはみたものの、どうしていいのやらわからないエルンストであります。 「大丈夫だ。俺は何も見ていないし、誰にも言わん。安心してくれ」 見られたのがヴィクトールでよかったと思わずホッと胸をなでおろす2人でした。 「恩に着ます。もうあんな騒ぎはこりごりですから」 「しかし、噂話は当てにならんと思っていたが本当だったとはな。…で、いつなんだ駆け落ちは」 「「しませんっ!!!」」 最後まで誤解されている二人でした。 おわり 上へ/HOME/アンジェNOVELへ戻る 感想・一言等ございましたらこちらまで
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ユグドラシル入口:闇の情報屋-胡桃沢:アイドルカード死守店長 解説:レベル05/レシピ代0100DP 【アイドルカード】デッキ。 攻略 合計60枚+00枚 上級02枚 ガーディアン・エアトス ブラック・マジシャン・ガール 下級46枚 海神の巫女 精霊術師 ドリアー エレメント・ヴァルキリー エレメント・マジシャン お注射天使リリー 竜宮之姫 音女 カード・エクスクルーダー 火霊使いヒータ 気まぐれの女神 くノ一ウォリアー 黒魔導師クラン 黒翼の魔術師 G.B・ハンター 勝利の導き手フレイヤ 白魔導士ピケル 水霊使いエリア ダーク・エルフ ダンシング・エルフ ヂェミナイ・エルフ 地霊使いアウス 月明かりの乙女 月の女神 エルザェム デーモン・テイマー デュナミス・ヴァルキリア ドリアード ハイ・プリーステス 薄幸の乙女 薄幸の美少女 ハーピィ・ガール 憑依装着-アウス 憑依装着-ウィン 憑依装着-エリア 憑依装着-ヒータ 氷結界の封魔団 風霊使いウィン プリーステス・オーム 魔轟神クルス 魔法の国の王女-クラン 魔法の国の王女-ピケル マジカル・コンダクター マジシャンズ・ヴァルキリア 水面のアレサ メンタル・カウンセラー リリー 雷電娘々 RAI-MEI 魔法05枚 王女の試練 カーム・マジック ドリアードの祈り レインボー・ヴェール ローの祈り 罠07枚 火霊術-「紅」 水霊術-「葵」 地霊術-「鉄」 ピケルの読心術 ピケルの魔法陣 風霊術-「雅」 ライバル登場! エクストラ01枚 砂の魔女
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BNSのエージェントであるアレックス・スコットは相棒となる実力の高いボクサー・ケリー・ロビンソンと共にステルス戦闘機「スイッチブレイド」を奪還する中でそれを手に入れようとするレイチェル・ライトならびにアーノルド・ガンターズとの争奪戦を終わらせ、2人はスイッチブレイドと共に帰還しようとするも川に墜落し、内蔵された核爆弾があるも起動していなかったのか大惨事は逃れた。 変わってモンテカルロのホテルのロビー内。 そこにレイチェルがいた。 レイチェル「私の口座に振り込みがあった?」 スタッフ「まだです」 スタッフはレイチェルに新聞を渡し、レイチェルはノートパソコンで銀行口座となるデータバンクを探しパスワードを入力した後、「このパソコンは衛星で追跡されています」というメッセージが表示される。 レイチェルは慌てて眼鏡を外し、見る中。「ビックリした?」というメッセージが表示され、振り向きその場を離れようとする中でアレックスとぶつかる。 アレックス「何処行くんだ?飲み物は?」 レイチェル「アレックス?元気だった?。いたっ!」 レイチェルはアレックスの股間を蹴ろうとするも、その痛みの対策としてか施行された固いものにぶつかった痛みを上げる。 アレックス「今回は準備万端」 レイチェル「頭いい」 レイチェルは振返って逃げようとするがケリーに阻まれる。 ケリー「おいおいおい!何処行くんだ?元女?逃げられると思うが」 アレックス「逃げるなよ」 ケリー「ロビンソンをだましたと思ったら、残念だったな。お前をパレードまで引き渡してやる」 ケリーはそう言うとアレックスはレイチェルの両手を拘束する中、レイチェルがアレックスに目を向ける。 レイチェル「アレックス。ギリシャに2週間張り込みしない?」 アレックス「張り込み…2週間」 ケリー「おい、答えはNOだろ」 アレックス「わかってるよ。ただ…想像してみただけだ」 ケリー「さっさと留まれよ。時間かけ過ぎなんだよ。早く断んねえと、また誑し込まれるぞ」 アレックス「断る」 ケリー「やなこっただろ!」 アレックス「やなこった」 ケリー「やだね!クソ女!」 アレックス「恋の魔法は消えた」 二重スパイであったレイチェルは捜査官に連行される中でレイチェルは2人に一言を言う。 レイチェル「待ってよ、あんたたち新聞のトップ記事おめでとう」 ケリー「どういう意味だあれは?」 アレックス「たぶん…捨て台詞だろ」 ケリー「口を汚い女だ」 アレックスはレイチェルが持ってた新聞に目を付けて、手にとって見る。 ケリー「新聞のトップ記事だろ?」 アレックス「ケリー、これカルロス!?」 アレックスがそう言うと、新聞のトップ記事にはカルロスが写っていた。 ケリー「スーパースパイヒーロー、核爆弾を阻止!?。阻止したの俺らじゃん!」 アレックス「これパレードかな?」 ケリー「ちょ、パレードだ!ピカピカで派手なパレードだよ!パレードこいつに持ってかれてしまった!。馬鹿にすんな!」 ケリーがカルロスの栄誉を取られたことに悔しく立ち去る中、アレックスが呼び掛ける。 アレックス「まだ任務の報告がある…マシンの…」 ケリー「どこにもいかねえよ!」 アレックス「来ないなら仕方ねえな。ホバージェルを試そうと思ったのに…」 アレックスは新兵器をケリーに話すとケリーは立ち止まる、 ケリー「何ジェルった?」 アレックス「ホバージェル、ゼリー状の水素、磁気オキサイドだ。空気の4分の1の軽さでそれを擦り込むと酸素さえあれば体が中に浮かんで鳥のように飛べる」 ケリー「ゼリー鳥か?」 アレックス「ああ…それニックネームにもしていいな。ゼリー鳥ね…それが二人分輸送機に用意されている、ワシントン上空からそれを使って飛び降りる予定だったんだ。そうすれば…マスコミの注目も集まっただろうと思うんだけど」 ケリー「ああ待てよ、それをやろうぜ」 アレックス「やるかい?」 ケリー「やるさ!。ゼリー鳥でふわふわだろ?早く行こう!」 アレックス「よし、行こう!」 ケリー「ガキの頃から、空を飛ぶのが夢でさ、おばあちゃんに言ったら馬鹿ってしかられた。初めて殴られたのはそんときだよ」 アレックス「ゼリー2つとパラシュート2人分用意して」 最後は2人がホテルの外を出る中でアレックスがBNSの職員にそう話したところで終わる。 (終)